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【簡単】WordPressのテンプレート構造や階層を分かりやすく解説

更新日:2020年2月25日
  • WordPressのテンプレートを編集したいけど構造が良くわからない
  • 何をしているファイルなのか良くわからない
  • 目的別に直すべき場所がわかると嬉しい

上記のことでお悩みの方は多いですよね。
WordPressは多くのファイルで構成されていて、テンプレートに影響を与えるもの・管理画面をカスタマイズしているものなど、種類は様々です。
自身でカスタマイズを行う際に間違ったファイルを触ることで、そのページもしくはサイト自体が表示できなくなることもありますので、テンプレート構造について知っておく必要があります。

この記事では、WordPressのテンプレート構造や階層について分かりやすく解説していきます。

目次

  • 1 テンプレート構造
    • 1.1 基本のテンプレート構造
    • 1.2 テンプレートの呼び出し
  • 2 テンプレート階層
    • 2.1 トップページ
    • 2.2 固定ページ
    • 2.3 記事一覧ページ
    • 2.4 記事詳細ページ
    • 2.5 その他のページ

テンプレート構造

テーマとして機能するテンプレートは、テーマフォルダ内にあります。
テーマの変更・編集は、テーマフォルダ内のテンプレートを編集します。

基本のテンプレート構造

WordPressに最低限必要なテンプレート
  • index.php
  • header.php
  • footer.php
  • style.css

上記の他にも、記事の出力やWordPressの管理画面のカスタマイズに使用するもの、サイドバー専用のテンプレートなどがあります。
複数のテンプレートを組み合わせることで、ひとつひとつのテンプレートがスッキリし、後々の編集もしやすくなります。

上記の最低限必要なテンプレートがあればWordPressのインストールは可能ですが、WordPressでサイトを運用するにあたって基本的なテンプレートの構造(一例)は以下です。

  • index.php(基本ページ)
  • page.php(固定ページ)
  • single.php(記事詳細ページ)
  • archive.php(記事一覧ページ)
  • search.php(検索結果ページ)
  • 404.php(404エラーページ)
  • header.php(ヘッダー部分)
  • sidebar.php(サイドバー部分)
  • footer.php(フッター部分)
  • style.css(スタイルシート)

上記で一通りのページを作成することができます。
多くの場合、header.php・footer.php・sidebar.phpは各下層ページに呼び出され、共通テンプレートとして使用されます。

テンプレートの呼び出し

共通テンプレートとして各ファイルを呼び出すには、WordPress専用のタグを使用する必要があります。

header.phpの呼び出し

<?php get_header(); ?>

footer.phpの呼び出し

<?php get_footer(); ?>

sidebar.phpの呼び出し

<?php get_sidebar(); ?>

それぞれ、読み込みたい場所に記述します。

テンプレート階層

各ページに使用できるテンプレートは複数ある場合もあり、それぞれのテンプレートには優先順位があります。

トップページ

WordPressがトップページとして認識できるテンプレートの優先順位は下記の通りです。

WordPressがトップページとして認識できるテンプレートの優先順位
  1. front-page.php
  2. home.php
  3. index.php

front-page.phpが存在している場合には、index.phpが存在していても最優先にfront-page.phpがトップページとして表示されます。

固定ページ

WordPressに固定ページとして認識できるテンプレートの優先順位は下記の通りです。

WordPressに固定ページとして認識できるテンプレートの優先順位
  1. カスタムテンプレートファイル
    (固定ページ作成画面の「テンプレート」メニューから選択したテンプレート)
  2. page-slug.php
    (slugは固定ページ作成画面で設定する「URLスラッグ」)
  3. page-id.php
    (idは固定ページ作成画面URLの?post=0の数字)
  4. page.php
  5. singular.php
  6. index.php

固定ページや後述の個別ページ、アーカイブページなどについても、専用テンプレートが存在しない場合にはすべてindex.phpが適用されます。
これが、WordPressを構成する最低限のテンプレートにindex.phpが必要な理由です。

記事一覧ページ

記事一覧ページは、一般には「アーカイブページ」と呼ばれています。
カテゴリーごとに一覧を表示する「カテゴリーアーカイブページ」、タグごとに一覧を表示する「タグアーカイブページ」、作成者ごとに一覧を表示する「作成者別アーカイブページ」などがあります。
それぞれのアーカイブページを用途・目的によって使い分けることでユーザーのニーズに合わせた表示ができます。

カテゴリーアーカイブを表示する際のテンプレートの優先順位
  1. category-slug.php
    (slugはカテゴリー作成時に設定するスラッグ)
  2. category-id.php
    (idはカテゴリーの編集画面URLの&tag_ID=0の数字)
  3. category.php
  4. archive.php
  5. index.php
タグアーカイブページを表示する際のテンプレートの優先順位
  1. tag-slug.php
    (slugはタグ作成時に設定するスラッグ)
  2. tag-id.php
    (idはタグの編集画面URLの&tag_ID=0の数字)
  3. tag.php
  4. archive.php
  5. index.php
作成者別アーカイブページを表示する際のテンプレートの優先順位
  1. author-nicename.php
    (nicenameはユーザーのニックネーム)
  2. author-id.php
    (idはユーザー編集画面URLの?user_id=0の数字)
  3. archive.php
  4. index.php

優先順位として下位2つはarchive.phpとindex.phpで共通しています。 各アーカイブページに、オリジナリティを出したい場合には、できるだけ優先順位の高いものをテンプレートとして使用したほうがよいですが、共通のデザインでよいという場合には、「archive.php」をアーカイブページ共通のテンプレートとして使用することをおすすめします。

ブログサイトであれば、アーカイブページなど記事に関するページに力を入れてもいいと思いますが、コーポレートサイトなど他にも固定ページを多く使用する場合に、アーカイブページのテンプレートを共通化することでテンプレート作成の手間はぐっと減ります。

記事詳細ページ

記事詳細ページは、アーカイブページから個別記事にアクセスした際に表示されるページで、「シングルページ」とも呼ばれます。
アーカイブページにはタイトルのみ、もしくはタイトルと本文の抜粋を表示して、記事へのリンクをクリックすることで、全文や画像が表示されるシングルページを表示する仕様のサイトが多いので、シングルページのテンプレート階層も紹介します。

シングルページを表示する際のテンプレートの優先順位
  1. single-post_type.php
    (post_typeはデフォルト機能の投稿の場合postになります)
  2. single.php
  3. singular.php
  4. index.php

カスタム投稿で投稿できる項目を増やした場合には、「post_type」で投稿ごとにテンプレート分けすることもありますが、アーカイブページ同様にシングルページも「single.php」を使用することで共通化できます。

その他のページ

上記以外にも、検索結果を表示するテンプレートには「search.php」、404エラー(ページが存在しないエラー)ページを表示するテンプレートには「404.php」を使用しますが、どちらも専用のテンプレートが存在しない場合には「index.php」を使用します。

テンプレート構造や階層を理解することで、テンプレートのカスタマイズがより自由になります。
同じページを表示するにも色々なテンプレートが利用できるので、目的に適したテンプレートを使用して、ユーザーにとって見やすいサイトづくりを心掛けていきましょう。
また、テンプレート階層を上手に利用することで、制作者にとっても無駄なページを作る必要がなく、効率的なサイト作りができるようになります。
テンプレートの使い分けができていれば、運用後のメンテナンスも楽になります。

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目次

  • 1 テンプレート構造
    • 1.1 基本のテンプレート構造
    • 1.2 テンプレートの呼び出し
  • 2 テンプレート階層
    • 2.1 トップページ
    • 2.2 固定ページ
    • 2.3 記事一覧ページ
    • 2.4 記事詳細ページ
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